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「学校」に行くこと。

「人の輪」に入ること。

が、とても怖い彼女。


怖いからね
そこに行かない。
そこに入らない。

ということを選んで過ごしていました。


でも、その毎日も、やっぱり苦しくて。
どうしていいのか分からなくなっているようなのです。



家族以外の誰かと彼女が話す。
ということも、きっと心底疲れちゃうぐらいの時間。


きっと恥ずかしいし
どれを言葉にしていいのかも分からなくって
どう言葉にしていいのかも分からなかった彼女でした。


でもね、最後に
それは、それだけは、はっきりと

  「学校に行きたい」

と伝えてくれました。




それからしばらくして、
もう一度、私の部屋に来てくれたことが、とても嬉しかった。


そして
照れながらも
言葉にしたい心見つけて
ちゃんと言葉にしてくれたのです。

 「あれから学校に行ってる」 ってね。


小さな声だったけど
はにかんで。
とびきり嬉しそうに。


その笑顔に、思わずバンザイしてしまった私です。


でもね、私が嬉しいのは、
彼女が、「学校に行っている」ということじゃあないのです。


彼女のそのはにかんだ笑顔
「彼女がしたい」と思っていることが、できている。
それを彼女が喜んでいる、ということが嬉しかったのです。

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それからね、
彼女と私は、心の旅をしました。

彼女の心の奥のどこかにある
重たくて、怖い、大きな何かを見つける旅に。。。
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やっと書けました。 格別な日のこと。 

幸せだなぁ、と感じることは、よくあるのですが

人生で
こんなにも 幸せにあふれた時間を過ごせることは、なかなかない。

そんな格別な 日のお話です。


(このお話が
今、学校に行けない、行かない子どもたちや
その親御さんの心のどこかとつながれるといいなぁ…という思いもこめてつづります。)


学校に行かない、行けない中学生と馬とゆかいな大人たちと
一緒に暮らしていた10年前は

ただただ、彼らとの時間が楽しくて
ただただ、彼女たちが愛しくて

体力の限界まで
毎日を精一杯生きていました。


その時の一人。
とても器用で繊細な彼は、

「こうありたいと願う一方、
 理想の自分とは かけ離れ
 あの人はできるのに、なぜ、できないのだろうと
 自分を責める毎日だった」 

と今、言葉にしてくれます。

学校に行かない という選択をした彼らは、
自分が、どう生きていくのか を毎日見つめているのではないでしょうか。


そこに押し寄せる不安は
簡単に想像できるものではなく
いろんな感情の渦なのだろうと思うのです。


そこからの彼も
長い、長い、道のりでした。


数年がたち 「夢」を見つけた彼は
夢を自分のものにするために
「学校」に行くことを決意します。

でも、そう簡単にはいかない。

心が、決めた。 「行く」と決めた。
でも、もう一つの心が怯えている。
体が、怯えている。

動きたいけど、動けない。
動いたけれど、続けることが難しい。


私たちは、お互いが牧場を離れてからも
つながり続けていました。

そして、その頃をともに過ごした仲間も
ずっとそばにいました。

心のそばに。

周りのみんなも
戸惑い、悩み、苦しみながらも
あたたかくそばにいました。

そして、
彼もまた、周りのみんなを支え、つながり、力となっていたのだと思います。


長い心の旅は、
少しずつ、少しずつ、進んでいきます。


日本の流れ
中学校3年。高校3年。専門学校、大学...
というスパンではなく

彼に必要な時間をかけて。


ちゃんと「その時」がやってくる。


だれにも、この先がどうなっていくのか分からず
不安になることもあったのかもしれないけれど。


それが、どうしてなのかは分からないけれど
私は、ずっと

ただ、彼のことが 「大切」 でした。
ずっと 「宝物」 だと感じていました。

不安や期待ではなく
ただ、それだけでした。


そして、何年もかけて
彼は、夢をちゃんと自分のものにしたのです。

本質を見抜いて
技術を身につけ

専門的に求められるような存在になったのです。

本来の彼のきちんとした性格が
体を動かして表現できるようになり
社会とつながっているのです。



そんな彼は
この上なく素敵な女性と結婚式を挙げました。


そんな時がきたことに感動している私は、
朝から、仲間に会っては涙し、
二人の晴れ姿を見ては涙し、
流れるムービーの写真を見ても涙し。


幸せすぎる時間を過ごすことができました。



そして
披露宴も終わろうとしている時


なんとびっくり。
私の名前が呼ばれ


そして、なんとみなさまの前で
手紙を読んでいただいたのです。



心に沁みいるような 素敵な手紙でした。



私が書いてきたたくさんの手紙を読み返し
1ヶ月かけて、書いてくれたそうです。


私も、もらった手紙を暗唱できるぐらい読み返しました。


私の宝物である彼、彼らとのこの不思議な感覚は
今の私のお仕事の幹となっています。

だから、彼らは、私の恩人。


家族でもないのに
こんなに人を愛することができる といこと。
無条件に信頼できる ということを教えてくれた人たち。


この感覚を
どこまでも真ん中において
大切に、大切に、

みなさまとのセッションの時間を過ごしたいと思います。


今、苦しい時を過ごしている
子どもも、大人も、
誰か一人でいいから、心から心に寄り添ってくれる人がいてくれたなら、

人生は、違う方向に進んでいけるのではないかと思います。


そして
誰かのそんな存在に、これからもなっていきたいと思っています。



  心からの 愛と感謝 をこめて。

Art Farm
大滝みと
voll.herz@gmail.com
080-4267-8600

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かえで と かえでの器


私たちの結婚式で
みなさまへのGIFTだった器。

あれから
うちの食卓にも
朝も昼も夜も、おやつの時も

かえで の器がたくさん並びます。

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私の友人たちにも
ウイズマルシェでも
たくさんの彼女の器が、お嫁にいきました。


これからの人生もずっと
かえでの器で、食卓を彩っていこう。

って勝手に決めていたのに。


彼女が、先月、
急に、本当に急に
突然の病を患って
この世から旅立ってしまいました。


悲しいし
悔しいし
切ない


でも、彼女の器を
これからも、ずっと一生、大切にしていこうと思います。


彼女の器にご縁のあったみなさま
もしも、この文書も読んでいたのなら

どうか、大切に
その器を大切にしてくださいね。

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「100均では買いたくない。
 かと言って
 作家さんのが欲しいけど、高くて買いにくい。
 そんな人に、使ってもらえたらいいな。」

使いやすくて、丈夫。
ありそうで、ない
素朴なのに、おしゃれな器。




かえでは、
‶切手"と〝相撲″と"鉄道″が好きで
私の知らないことをいっぱい知ってて

お料理も上手。
エビスビールを片手に、ササっと
ちょっと変わったおいしいものを作ってくれるのです。


夏休みに、ふらっと舞鶴までやってきてくれたり
うちの実家で、まるで家族みたいになじんで
ちゃちゃっとお料理してくれたり

大晦日には、鳥取の石井家で、
一緒にゴロゴロしたり
お料理してくれたり
紅白歌合戦の解説してくれたり


いっつも
荷物も、言葉も、すべてがシンプルで。

「悩むと体力使うでしょ。
 私、体力ないから、省エネで生きているの」

と、考えもシンプル。


とても魅力的で、大好きなかえで。

2013年7月14日油亀にて安江かえでさんアーティスト写真L (1)

遺してくれた器と一緒に
かえでの生き方も大切にしていきたいと思います。









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後悔という磁石

彼女の「癖」

今度は、そんな感じじゃなかったから
大丈夫かもしれない...って思っていたら

あれ?また、この感じだった。
と、これを繰り返していた彼女。


それは、もう不思議な偶然のよう。


なぜか、蓋をあけると、またその感じ。
それを望んでないのにね。


そう、不思議な偶然...と私も思っていたのだけど、



でも、やっぱり何かがひっかかる。
何か。
どこか。
偶然ではない何か。



なかなか、なかなか出逢えませんでした。


その偶然のような必然をひきつける「磁石」みたいなものに。


彼女の潜在意識の中に沈んでいた「磁石」
その「磁石」は、無意識なのに
グッとひきつけるのです。

彼女も気付かないほどの正確な感度で。


本当に繰り返したくない、と思っているのに

もっと。
本当の、本当のところは、そうじゃなかったようなのです。

160330 ソラさん


本当の、本当のところの声を聴く

それは、思いもよらない言葉でした。


「あの時の後悔を。
 そこを乗り越えたいから。
 今度こそ、乗り越えられる自分になりたいから」


だから、そのチャンスがある方に進んでいっていたのです。



そう。
誰かの「癖」にはね。

ちゃんと 心の理由があるです。



その理由が分かった今
彼女は、自分で選ぶことができるのです。

そのまま挑戦をし続けることもできる。

そして、
その罪悪感を変化させたり、手放すこともできるのです。










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両極端


彼女と彼

もちろん別々の人なのだから
違うわけなのだけど、

そう、二人は特に両極端なようなのです。


同じことをしようとしても
彼は、それをした「結果」がとても大切。
そして彼女は、どうやって、どんな風に、と「プロセス」が大切。


一緒にいたいし
一緒に考えたいし
一緒に感じていたい


だけどね
あまりに違う二人なので
どうしても摩擦が起こるようなのうです。


だけども、だけども
話をしたり
絵を描いたり
描いた絵と対話しているうちに

彼女は、彼のことが、とっても大好きだったことを想いだしたようなのです。

160318 かよちゃん


そうしたら
彼を刺そうとして、トゲトゲして自分を見て
このトゲ、ない方がいいなぁって思ったり

あっ、このトゲ。
私が傷つかないように自分を守ってたんだって気付いたりしてね


どんどんと素直な言葉が流れてきます。


焦ることなく
彼女の心に灯った蒼い炎が、豊かに揺らめきますように。
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プロフィール

ArtFarm

Author:ArtFarm
大滝みと
*京都府舞鶴市
*表現アートセラピスト
*教育心理カウンセラー
*心理カウンセラー


道に迷ったとき
周りをてらすランプのような存在でありたいと思っています。
地図を見て、一緒に道しるべを探す。
自分の足で、しっかりと歩いていけるように。

「これまで」 と 「これから」をむすぶ
「大切な今」
それは、人生の分岐点となると思うのです。

「心の整理」と「新しい発見」
心を健やかに暮らしを豊かにする方法を探します。

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